初めて登った富士山。見るのと登るとはでは大違いでした。

こんにちは!
趣味、低い山登り専門で、お朱印集めと
参道のスィーツめぐりと温泉がメインなゆる山ガールの私。
今年はなんと富士山にいってきました。


そもそも私、山登りは嫌いでした!
同じところから登って、同じ道を引き返す。
しかもつらい思いをして登り、蛇やムシもいるところにいって
何が楽しいんだろう・・・と正直おもっていたくらいです。
2013年に屋久島にいくことになり、関東で人気の山、高尾山に一人で
練習に登ったのが登山らしい登山とした最初の経験です。

初めて一人で登った高尾山山頂

屋久島での経験もあって、体を動かすことと言えば今まではマラソンの為の
ランニングぐらいだったのですが、もう一つ登山!をしよう。が入りました。
しかししばらくは高尾山専門!!
そのうちにお朱印集めもやりだして、東京や関東の神社を回るようになり
こんなことがなければ行くこともない駅や場所にいくようになりました。
いわゆる高い山などには神宿るという考えから
有名なパワースポット神社は田舎の山にあることが多くて
その周りには仲見世があって参道にはおいしいスィーツに
山間には、温泉もあって日帰りでプチ旅行ができる楽しさにハマりました!!

屋久島にて

関東のパワースポット 三峰神社

 

日光東照宮

 

箱根神社

俗にいうパワースポット巡りから
スィーツ巡りと温泉巡りをついでにできるのが登山だった・・・
ゆる山ガールの出来上がりでした。
そんな非力な山ガールがたまたまよく行ってる居酒屋のお店で知りあって
趣味の登山の話をしていたら「富士山に毎年登っている」という人に出会い
こんな非ガッツな私でも日本の最高峰の山にのぼれるのだろうか??と
不安半分で「登れますかね~」なんて冗談半分でいってたのですが
「大丈夫ですよ!富士山には宿泊しなくても登れます」という言葉に
わぁぁぁ~☆いってみたーい!!という気持ちに
スイッチオーン!!!となりました。
しかし翌年はパス!(笑)富士山って登れる期間がきまってますから
富士山ONシーズの限られた期間に自分のスケジュールと気持ちを
作るのって意外と社会人には大変なことです。

また私はゆるゆる登山しか経験がなく・・・。
練習もままならない状況。
せめて訓練登山でもしないと心配で行けそうにありません。
今までは1000メートルも超える山を登ったことがない私に
いきなり3000メートルって、死にに行くようなものです。
そこで夏に富士山登山を目指して、訓練登山に参加してみてながら
一緒にいく仲間とも仲良くなっていきました。
登山を経験された方はわかるかもしれませんが
登山でも人それぞれの目的と楽しいスイッチは違いますし
行く人たちの模様によって、まったく楽しみ方が違います。

とにかく、山頂を早く目指す人。
ゆっくり高山植物やキノコを見て回る人。
ハードウォッチングする人
カメラで壮大な景色を取りたい人
体力とダイエットのためにしてる人
気分転換にだけ来てる人
そういう人たちの歩調が合わないと
つらいだけの根性山登りになります。
行くメンバーとの思考と体力的ところ
理解しまう合うのも大事な事でもあり、重要な部分です。
お互いが楽しくないといけません。
富士山までに2回の訓練登山に参加して
なんとか富士山いってみるべ~!!と思えるようになったのも
やはり今回一緒に富士山の登ったお二人が頼れる二人だったという
ことが大きかったと思います。

富士山 富士宮5合目にて

しかし・・・3000メートル級の山
酸素は地上の7割程度。
そんなところでは何がおこるか全く想像つきません。
不安もある中ではありましたが
5合目前では暖かいご飯(カレー)を食べてスタートしました!!
山では暖かいものはすべて贅沢というか豪華な食べ物です!!
屋外でお湯を沸かして食べる!!
コンロや水をもっていかないと叶わないことです。
すべてこれらも用意してもらって私は食べるだけの人でした(笑)

贅沢な暖かいカレーライス

富士宮の5合目は4本ある富士山のルートの中で
一番短いルートです。

富士山登山ルート
http://www.fujisan-climb.jp/trails/

初心者は吉田ルートを選ぶことが多いようですが
私たちは富士山に宿泊もしない、ご来光をみたい!ということから
この短いルートの富士宮ルートから登ることになり
20時前に登り始め夜登山でご来光に間に合うように
山頂につくスケジュールです。

しかし短いルートですから急激に登っていきます!
案の定、道はほとんど登り!!休憩も道の途中は
登りですから平らなところは山小屋ぐらいです。
登ってる途中で高山病になった人らしき人が
担架でおろされているところを見ました。
短いということはそういうリスクもあるわけです。
”わぁぁ~私もこうなったらどうしよう・・・・”
登ったからにはもう後戻りはできません。
足をただ前に進めるだけです。
登りながらいつしか雲を見下ろすような、今までに見たことのない
景色がひろがり、また星空がきれいで、たまに立ち止まっては
ヘッドライトを消して星をながめていたのですが
登りの終わりの方では眺めていたら立ち眩みがしそうなくらい
フラフラしてました。
また今回夜登山は初めてで、視界がせまいということで
コースアウトを時々してしまって・・
「あれ??!!道間違えてる」なーんてことがありました。
富士山、岩と砂の山なのですが、どこも同じに見えて
どれが登山道なのか分からなくなることがあります。
夜で視界が狭いのと、酸素が少なくて頭もボーッとしてきてると
どこ歩いてるか時々分からなくなるんですよね。
仲間がそれに気づけば「間違えてる!!」と声掛けしてくれて
戻れることができるわけで、一人だと本当に危ないです。

8合目すぎたあたりから
私の心臓もバクバクと止まらなくなりまして
頭がぼーっとしているのと眠気が押し寄せてきました。
8合目からはもうあまり記憶がありません。
ひたすら足元だけをみてあしを上げるのが精一杯でした。
「もしかしたらご来光には間に合わないかもしれない」と
いわれてましたが、山頂になんとかついたときに丁度、雲の中から
ポッコリとご来光を見ることができました!!

山頂到着

 雲が下にあって、太陽を横からみる不思議な景色のご来光でした

途中、夜食にコンソメスープをもらい
また朝ごはんにはトン汁うどんを作ってもらって山頂で食べました。
しかし私は眠気と疲れであまり食べることができず
山頂の気温5度に震えながらも景色を眺めるのがやっとでした。
人って本当に疲れると達成感とかの涙も出ないようです(笑)
しかし私の試練はのぼりよりも下りが更に過酷なものでした!!

下りは須走口からの下山。
有名な火山の砂地をひたすら下りるルートです。
これが本当にツルツルと滑る砂でして
滑らないように足をつま先で踏ん張るのですが
ついに足の親指と小指にマメをつくってしまい
痛くてペースが大幅にダウン!!
そしてとうとう歩けなくなりました。
骨折とかではないのでブルトーザーで
のせてもらうわけにもいきません。
休んでいると、登山客の人に声をかけてもらい
「大丈夫ですか?」といわれて
マメで動けないというと、バンドエードとテーピングをもらいました。
山をのぼっているとそういう親切な人に出会えるには
本当にありがたいですね。応急処置的にマメをリペア。

痛くても自分の足で歩ききらないといけません。
私の荷物も持ってもらい、こうなったら四つん這いになってでも
下りる覚悟で足を手を動かしました。
須走を走って下りる人たちの横目にまるげ牛歩のごとくの足取り。
3時間ぐらいで下りれるところを9時間ぐらいかけて下りるという
アクシデント。まさか下りまでも夜登山になろとはおもってませんでした。
荷物をもってもらい、また後ろから励ましてもらったり
前を歩いてライトを照らしてもらったりと至れり尽くせりの私。
「痛いよ~」「怖いよ~」「あとどのくらいで付きますか??」と
弱音連発、私。つらい自分を我慢してると富士山嫌いになる
気もして、弱音を吐きながらも、甘えてる自分、迷惑かけてる自分が
いることも同時に感じながら、だから諦めないという気持ちを
必死に組み立てて、弱い自分としっかりと向き合う下山になりました。
ホントに1人だったら富士山に2泊ぐらいお泊りしてました。

予定の最終のバスの時間もすぎて
最寄り駅までタクシーを覚悟していたのですが
幸運にも最後の御殿場行のバスに間に合いまして
無事に電車で日曜にの日付変更線を超える前に家につきました。
自分の弱さをしっかり確認して、それを受け入れてから
諦めなかった新しい自分に出会えた富士山登山。
結果、5つの足の水ぶくれのマメと親指はうっ血して
爪が浮き上がる負傷だけで骨折とかそういう外傷もなく
無事に下山出来たことは一緒にいってもらった
仲間に感謝の一言につきます。

人は弱くて、強い
そして富士山は遠くで見るとキレイですが近くだと
砂と岩だけのカラカラでザラザラな場所でした!
初登頂はいろんな意味で思い出ができました。

おわり

西 奈緒美
Facebook: https://www.facebook.com/naomi.nishi1
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