テクニカルショウヨコハマ2017

こんにちは!
昨日はパシフィコ横浜で毎年開催されてる
「テクニカルショウヨコハマ2017」の展示会へ行ってきました!
モノづくり、製造現場の技術の展示会とあって
完全にBtoB向けではあるのですが
たまに見かける高校生ぐらいの子たちが
会場にもいて、社会見学にはとてもいいですね。


技を展示する!といっても
結構、難しいことです。
形になったものはお客様のところへ納品され
納品されてしまったものは
意匠含めお客様の物だったりするので
簡単に展示できるものではありません。

過去にこういう部品を作ったとか
すでにオープンになってもいいものを
展示するとか、自分たちのオリジナル(自社製品)を
展示するしかありません。

しかし・・・
自社製品をもっているところは
中小企業ではなかなかないのが現状!
自社商品はマンパワーに時間に情熱もいる
テーマでもあるので通常の仕事をしながら
自社商品の開発はかなりハードルが高いのですが
それをやっている元気な企業もヨコハマには
たくさん出展されてまして
やはりヨコハマという土地は新しいものを
生み出す風が常に吹いている風土を感じます。
人もフワッとしてて、東京みたいに
カチカチとスクエア的な機敏さはないのですが
いい感じのルーズな雰囲気が「新しい物へ」を
生み出す絶好な空気感だと感じます。

新しいものは、生み出されると他の人から
これはダメとかあれはどーだ!とか
批評の嵐だったりするのですが
(特に技術的なことは)
しかしヨコハマの雰囲気は
「え!!面白そう」という
むしろできないことも(笑)に
変えるマジックがあります。
これがいいんでしょうね!!

そして無骨にも技一本の渋い会社も多い。
展示会場に大型の制作機械を持ち込んで
ライブで製品を作って見せる
デモンストレーションは失敗が許されないので
かなりの緊張感もあるのですが
私もいくつか足を止めてみてました。

その一つがヘラしぼりという技術です。

動画をどうぞ!2分33秒

動画のカップはサンプルにいただきました。

なんか陶器がつくられるみたいに形になる様がとても
面白くてずーっと見てられます。

金型代が格安にすむこと(1つの型でOK)
パターンが職人の技量でいろいろつくれること
加工が難しい素材も職人の手作業でできるなど
へらしぼりの利点はかなりニッチですが
まさにオンリーワンの技術だと感じました。
大型なものだと3・2メートルもの部材もつくれるのだとか!!

”軸がずれると面白い形になります。これはサンプルでお配り
してますので形はデキナリってことで!!”

デキナリ?!!!
出来上がった成り行きでということみたいだ。
製造現場で使われる用語って独特ですが
面白いものも多いですね。

名刺の渋い!!!
「ひとつの製品にかける
職人たちによる技術の伝承」

◆第一鉸製作所
http://www.daiichishibori.co.jp/index.html

日本はモノづくりで発展してきたといわれますが
実はそれを生み出した「人」と「技術」が支えてきました。
それは教科書には載ってない
素材や機械との対話で生まれ
経験を積み重ねできた
アイディアと工夫のエッセンスです。

ヘラしぼりの技術はまさに
そのエッセンスがしぼりだされて
商品に宿る技です。
映像を見てて素材が生きているように
命が吹き込まれる瞬間。
そしてうまれた商品は
人の手に渡ります。
製品の込められた自分の思いは
常にすぐ誰かの手に渡る。

そして技術も誰から誰かに
思いと一緒に次いでいく・・・。
モノづくりとは理屈だけではなく
思いがのって初めて技術の伝承なのだと
コップをみてて感じるのでした。

モノづくりのをしていながら
形が残るのではなく
技と思いが会社の残る。

今、この時、この瞬間
人から生まれたもの!
最近は完全に大量生産にどっぷりつかり
酔ってしまった私には
逆に衝撃的な技との出会いでした。

おわり

 

西 奈緒美
Facebook: https://www.facebook.com/naomi.nishi1
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